映画『サスぺリア』と嵐が丘学園
『サイコ』に続いてユリ熊の元ネタと言われる映画『サスペリア』を観た。
嵐が丘学園の内装のデザインはコレらしい。
Pessimistic Optimism - Yuri Kuma Arashi Ep.1 & Suspiria Click for...
Jougetsu On Juniper Street - More Suspiria (1977) and Yurikuma...
サスペリア 1977年 イタリア
監督・脚本 ダリオ・アルジェント
『サスペリア』感想
主人公が可愛いくて背景美術が美しい映画だった。
「決して、ひとりでは見ないでください」というのが1977年公開当時のコピーだったらしいので、おそるおそる観たんだけど、ホラーシーンは作り物感が強くて、怖いというより気持ち悪かった。
でもこの映画が愛されるのは理解できる気がする。
主人公の転校してきたバレエの名門校が実は○○が支配する学園で……いう設定は漫画的で面白いし、背景セットが奇抜で独創的。猟奇的で気味の悪い映像も出てくるけれど、教師も生徒も女が多い女学校的な雰囲気との組み合わせが良い。
ユリ熊嵐との関連
学園の寮で奇怪な殺人事件が起こり、生徒たちが死んでいくところは『ユリ熊嵐』(現在2話まで放送)と通じるところがある。
箱仲ユリーカのキャラクタデザインは、主任教師のタナー女史のオマージュだろうと思った。
『ユリ熊嵐』はまだどういう作品とも言えないんだけれど、『サスペリア』は魔女を扱ったオカルトであることを考えると、魔女モノとしてのニュアンスもあるのかな。