万有引力新聞14号とJ・A・シーザーコンサート
開封すると…『万有引力新聞14号』でした!
A3サイズ全4ページの万有引力の情報誌。
郵送されてくる新聞というのが温かみがあって良いですね。
5月の30年記念イベントの際、壁に貼られていたバックナンバーは目にしていたのですが、手元に最新号が届くとやはりワクワクします。
14号の内容
30年によせての各界関係者のコメントは読みごたえある内容。歴史の重みを感じます。邪宗門についての竹永茂生さん(初演演出家)と榎本了壱さん(初演時美術)の観劇記も、邪宗門についての知識が深まりました。
幾原監督の奴婢訓の劇評も掲載されています。万有引力の公式Blogや奴婢訓のポスターに記載されているものとは少し違うものですね。ネットに広がる奴婢の世界、あなたも私もそこにいるのだというお話。
万有の次回本公演の『観客席』や『リア王』も楽しみです。『観客席』はどうやら「面白い」お芝居だということなのですが、未見なので、宣伝用の告知を見てあれやこれやと想像しています。
そして軽気球通信によると、『身毒丸』以降も様々な作品を準備中とのこと。待ちきれない感じです。
J・A・シーザー・コンサート『大鳥の来る日』
いよいよJ・A・シーザー・コンサートの第2弾が迫ってきました!
予告によると、ウテナ楽曲やシーザーオリジナル曲、蘭さんの「惜春鳥」や蜂谷さんの「風見鶏のマリー」など!
シーザーライブは、昨年の新宿FACEと10月のザムザ阿佐ヶ谷を観てますが、どちらも素晴らしいものでした。(昨年9月の渋谷ラ・ママは残念ながら行けず)10月のザムザはまるでシーザーのセッションを見学させてもらっているようなアットホームな雰囲気だったのですが、今回は会場も大きいですし、演劇的な要素も入るとのことですので、また少し違ったものになりそうで楽しみです。
ウテナ楽曲は幻の2番が加筆されたという「絶対運命黙示録」が気になるところ。他にも「天使創造すなわち光」「ワタシ空想生命体」が演奏されるとアナウンスされてますね。個人的には「バーチャルスター発生学」が大好きなのですが、昨年一度演奏されているため今回はなさそうな気もします。
カンフェティ1月号 http://www.confetti-web.com/ や、エキレビ!
http://www.excite.co.jp/News/reviewmusic/20131216/E1387123357640.html
のシーザーインタビューによると、ウテナの続編的な楽曲も構想中とあるのですが、こちらも気になりますね。ウテナの後半で楽曲を書き下ろした時と同じようなやり方と世界観で、新曲を構想してるとのこと。
ウテナ後半の描き下ろしというと、『薔薇卵蘇生録ソフィアー中世よ甦れ!』のような世界観ということでしょうか。
30年という節目もあるのでしょうが、ここに来て新情報が続々と発表されて、ファンとしては嬉しいですね!
J・A・シーザーコンサート『大鳥の来る日』
【日時】2013年12月20日(金)18:30 開演(18:00開場)
【会場】豊島公会堂